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2008
05 06(火)

ウィンナーとワルツを(2日目・その1):ザルツブルグ観光案内その1

[ 旅行記:Travel]

川岸の風景

観光案内、といったものの、いわゆる観光ツアー的なものに参加したわけではなく、来たことのある人の案内でびーらぶらしたしていただけなので、総合案内的なものは期待しないで欲しい(笑)。

ああ、あと、今日気がついたのだけれど、カメラのレンズにヨゴレがついているらしく、写真の左上にゴミが写り混んでいる。UFOではない。レンズカバーをいくら拭いてもかわらないし、望遠側にすると目立つので、どうもレンズ本体らしい。結露でもしたか。
特に修正はしないので、そういうモンだと思って見守って欲しい。

いきなり最初から困ったのは天気予報だ。MSN天気予報は午後から雨だという。Yahoo!とライブドアは晴れで、暑くなると言う。MicrosoftとYahoo(=Softbank)のどちらを信じるとか?という究極の選択だ。結果から言うと、午後からパラパラっと雨が降った。方向によっては空がだいぶ暗かったから、まあ、MSNの当たりだ、ということだろう。
……MSNの予報だと、明日、雨なんだよな(<信じたくない気持でいっぱい)。

ザルツブルグ川とホーエンザルツブルグ

今日は世界的に月曜日であるので、朝の通勤時間帯には自転車やら車やらの数がだいぶ多い。でも歩道は自転車と歩行者が分離されているし、川岸の遊歩道を歩いているぶんにはだいぶのんびりできる。丘の上のホーエン・ザルツブルグ城を眺めながら、河を渡って旧市街に向かう。

朝の通り

9時ぐらいから行動を開始しているので、まだゴミ収集やら配達やらの車が忙しく右往左往していて、観光している雰囲気ではない。これが昼前ともなると観光客で埋め尽くされてしまうのだ。逆に意外な感じなのは、石畳の路地に車がどんどん入ってくる、ということだ。それこそ荷物運びのバンから特殊車両やらトラックまで、いろんな車が入ってくる。日中の時間帯は(観光客も多いから)通行止めのような規制があるのかもしれない。

朝も早いというのに、大聖堂(Dom)などは自由に入れる。むしろ早い時間の方がごった返してないので気持ちがいい。

大聖堂内陣 モーツァルトも使った洗礼盤

この街の教会が全部そうなのかはわからないが、今日見学した教会は、入り口が西、あるいは北西に面しているようだった。つまり、祭壇の背後の窓から朝日が差し込むようになっていて、薄暗い教会を一層荘厳に見せている。

見学料は寄付。
「モーツァルトも洗礼を受けた洗礼盤」というのもあった。わざわざライティングのスイッチを入れてくれた(笑)。しかしアレか、ここで洗礼を、というのは、「帝釈天で産湯を使い〜」っていうような、感じか。

フランツィスカナー教会 フランツィスカナー教会 フランツィスカナー教会の天井

建築様式の入り交じるフランツィスカナー教会も面白かった。

午前中は天気は良かったのだが、まだ空気はひんやりと冷たい。特に教会の内部は(人も少ないせいもあるのか)ピンとした感じで、しばらくいると身体が冷えてしまう。というわけで、

デーメルのザッハトルテ モーツァルト広場

デーメルの支店で本場のザッハートルテをいただいた(笑)。
表参道ヒルズの支店で食べるのと、どっちが邪道であろうか?なんとなく、こっち(ザルツブルグ)でデーメルのザッハートルテ、というのが、三重ぐらいにズレている気がしてならないのだが……まあいいか。アンナ・デーメル・カフェというのが、コーヒーにオレンジリキュールを入れてホイップクリームを乗せたもの。考えてみると、スターバックスの素っ頓狂なフレーバーや生クリーム攻撃と同じで、ひょっとするとスタバも案外伝統的な感じなのかもしれない(多分気のせいだが)
なお、このデーメル・ザルツブルグ支店はモーツァルト広場にあり、オープンテラスからはモーツァルト像を眺めながらお茶ができる。

お店の店員さん

今回の旅行は女性同伴。最初に断っておくがお袋様と叔母様だ(笑)。なので普通なら行かないようなお店にも入ることになり、それはそれで楽しい。
チロルの民族衣装や布地などを扱っているお店に行ったところ、店員さんがそういう感じの服を着ている(一種のコスプレだ、と、取って(撮って)しまうところがヨゴレている)。服のデザインもあるのだが、腰の位置が高くてカッコイイ。そんなにすごいプロポーション、というのでもないのだけれど、胸元がスクエアに開いたデザインを上手いこと着こなしているので胸元が目に毒だ(笑)。

チロルのお店

イースターエッグ屋さん 街角のマネキン 街中

しかしまあ、ドコを撮っても絵になるというか、美しい街だ。もし写真からそれが伝わっていないとしたら、それは撮影者の腕と器材が悪いからであってだな……(それにしても、この白飛びは本当にどうにかならないのか)。
とても小さい街なので、新市街から旧市街へ渡ってぐるりひとまわりして帰っても一時間するかしないか、ぐらいだ。東京にたとえると、そうだな、原宿から表参道を通って表参道駅の交差点まで出て、青山通りを歩いて骨董通りへ抜け、南青山方面をまわってから裏原へ入り、東郷神社から竹下通りに入って原宿駅に戻る、というぐらいか。そんなに広くないかもしれない。

などと、書いてようやく昼のところまでなのだが、とても一気には書ききれないな(笑)。
細かい点は後で補足していくとして、今日の所は(今は日が変わる30分前ぐらい)書けるところまで書く、ことにしよう。

昼食

休憩も兼ねていったんホテルに帰り、途中のマーケット(屋台市場みたいなもの)で買ったパンとチーズなどで食事にした。
お袋様が、こーゆーのやりたかったんだそうな。
まあ、気持はわからんでもないけど。

ああ、そうそう、「モーツァルトの生家」と「モーツァルトの住んだ家」は両方博物館的になっているが、生家の方が(ネタが少ないのか)イメージ展示があったりして「あれれ?」という感じ。チケットを買う場合は、両方セットになったチケットがあるからその方が割安だ。窓口の人が必ず教えてくれるとも限らないのであらかじめ伝えた方がいいだろう。

投稿者 ogre : 2008年5月 6日 06:32



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