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2008
01 15(火)

There's something in the are.

[ 林檎狂想曲:Mac]

基調講演ちょっと前なので一応言ってみる(笑)

「空中(空気中?)になにかがある」というフレーズで連想されるものとして、界隈ではいろいろ言われているけれど、まとめてみると


  1. 薄型軽量SSD搭載ゼロスピンドル・ワイドタッチパッドの"MacBook Air"

  2. アメリカiTunesStoreでの映画レンタル(自爆機能付き)開始

  3. タブレット型タッチパネルMac、MacTouch。ドッキング機能つき

  4. Adobeのクロスプラットフォーム開発環境"Adobe Air"のコミット

  5. NTTdocomoでのiPhoneサービス開始の発表

  6. 日本でのビデオ・映画の配信サービス開始

  7. 無線機能を搭載し、近くの仲間と音楽を共有できるiPodの新モデル

  8. 広域無線WANを利用した新サービス

妄想もきりがないな(笑)

(1)は、もう鉄板と言われているもの。ウルトラライトマシンに「Air」ってネーミングはあんまりAppleらしくないが、いい加減「nano」もないだろう、という観測にも基づく。
(2)も前から言われていること。QuickTimeにファイル自動消滅機能付きのDRMが搭載される、という情報とも符合するので確度は高い、と言われている。
(3)は、リークと言われる画像が出回ったのと、以前からタブレットPCに似た特許をAppleが取得している、という事実に基づいた観測。しかし、どんな用途で何を使うのか、と言われるとちょっと困ってしまうあたり、最近のAppleぽくないか。
(4)は、先日、Intelがプッシュしていたクロスプラットフォーム開発環境。Flashの対抗、ととっていいのかしらん?MicrosoftのSilverlightは、おそらくWindowsから先行するだろうし、クロスプラットフォームということではサードパーティ製の方が押しやすいのだろう。
普段は渡米するアップル・ジャパンの広報が渡米していない、というところから、「日本国内で大きな発表があるのだろう」という逆転の発想をされたのが(5)(6)。(6)はともかく、(5)は、結婚相手の第一候補であるNTTDocomoが905iシリーズを当てて調子に乗っており、今ギャンブルに出るとは思えない。MacWorldで日本の話題をわざわざ引き合いに出すか?というのも疑問だ。

ともあれ、例によって真相は藪の中。中継や速報を待ちかまえて夜更かししても仕方がないので、とりあえず明日の朝をお楽しみに。サンタを待つ子どものような気持で、今夜は眠ることにする(笑)。
(7)はMicrosoftのZuneにある機能だ。しかし、Zuneの成功度合いを見る限り、だからといって欲しくなる機能でないのは、確かだ。
「空中に」というフレーズからは(8)だが、じゃあどんなサービスか、というと難しい。なにが出てきても当たる、安全パイか(笑)

【1/16追記】
というわけで、結果としては、


  1. 薄型軽量SSD搭載ゼロスピンドル・ワイドタッチパッドの"MacBook Air"

  2. アメリカiTunesStoreでの映画レンタル(自爆機能付き)開始

  3. iPodTouchの機能強化(アップデートは有料)

  4. AirPort(AirMac)BaseStationにNAS機能を統合したTimeCapsule

  5. AppleTVのアップデート

  6. iPhoneのアップデート……は、関係ないな


えっと、そんなもん?
MacBook Airは、まあ、格好良くて欲しいには違いないけど、あくまでセカンドマシンであることを売りにしている。そしてセカンドマシンにしては高すぎる(笑)。どの辺がターゲットなんだろうなぁ。
ディスプレイサイズがMacBookと同じで、フットプリントも変化がないのは、最近のAppleの方向性からすれば予想の範囲。画面の大きさとキーボードの打ちやすさを犠牲にするJobsじゃないよなー。

TimeCapsuleは、欲しい。Mac(cro)Bookに乗り換えた際、同時に500GBの外付けHDDを導入してTimeMachine用に使っているけど、有線するのが邪魔くさい時以外はFireWIreを繋ぎっぱなしにしている。これをいちいちパージするのが、それはそれでめんどうくさい(笑)。まあ、FIreWIreだからいいきなり抜いても大丈夫なんだろうけど……。11nのBaseStationは欲しかったので、1TBタイプを購入してもよいかも。ただ、TImeMachine用とそれ以外のストレージとを同居できるかどうか調査が必要。ちなみに普通の外付けHDDをTimeMachineに使用した場合は、パーティション全体がTimeMachine専用になってしまって他の用途には使用できない。

AppleTVは、今のところ使い道がないかなぁ。iTunesのビデオ、レンタルと同期してSTB化していこうという目論見なのだけれども、つまり、日本では、今のところ魅力がない。

今回はOne More Thing...もなかったみたいだし、MacBook Airも予想されていた範囲内だということで、イマイチ盛り上がりに欠ける、のかしら。うーむ。

投稿者 ogre : 2008年1月15日 21:53



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コメント(5)

1.93mm?はさすがにほしくなりましたよ。

全オレが泣いた!
SSDモデルが39万って…面積が変わってないのも自分的に悲劇的だし…絶望した!
しきりに比較してたけど、あれならType Tのほうがいいんじゃないかと、個人的には思いました。
あ〜ぁ、PBG4 12"の再来を期待した自分がバカでした。

でも…買ったら見せてね(爆)

追記しました。
それに、買わん(笑)。つかお金がない。

VAIO-Tもいいけど、VAIO-TじゃMacOSが動かないからなぁ。

ディスプレイサイズを変えないのは正しい判断だと思う。画面のサイズは作業効率にとても影響するしね。

13インチでいいんだけど、液晶のベゼルをあと5mmづつでも削ってくれたらと思うわけですよ。でも薄さを強調するためにあえてやらなかったんじゃないのかと。
それと、やっぱり致命的なのは完全内蔵バッテリーかと。iPodと違って何処でもUSBで充電ってわけにいかないですからねぇ。

TimeCapsuleはいいよね。自分も欲しい。
けど、この円高局面において、いまだに換算レートが125円/$というのがどうもひっかかりますなぁ…新年度あたりに改定があるんじゃないかと勘ぐっちゃいます。

で、いつ実物みせてくれるん??

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