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2007
12 25(火)

お茶の水大勝軒(神保町):あつつけ

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

先日閉店した東池袋の大勝軒には、残念ながら行ったことはない。しかし、そこで修業をした人達が、あちこちで大勝軒の暖簾を掲げている。神保町のスキー屋街にあるこの店も、そうした店のひとつだ。お茶の水、というにはチョット駅から遠いと思うのだけれども。
お店はビルの2階(高さ的には中二階)にあるので、見落とさないようにしないといけない。だいたい、ビクトリア本店の反対側ぐらいにある。

休日の昼時に行ったのでさすがに行列している。場所柄、子供連れやカップルが多いのが、回転が悪くなる理由の一つかもしれない。だが、単にキャパシティオーバーなきらいもある。

大勝軒といえばつけめんなので、つけめんの全部入りを、寒かったので「あつつけ」で頼んだ。
大勝軒

待つこと10分。どんぶりに入って来たつけめんは、残念ながら両手を上げて「旨い!(てーてっててー)」とは言えないものだった。
とにかく、なにより、麺が良くない。つけめんの定番と言える太麺だが、決定的にコシにかけるさまは給食のソフトメンのごとくだ。つけ麺は、冷水で締めるために、はじめ柔らかめにすることがあるが、「つけ麺を作るのに、つい締めるのを忘れました」という感じだ。そりゃ、あつつけをオーダーしているのだから、締めてないのは当然として、だ。
もうひとつたまらないのが湯切りの悪さ。完食すると、麺の入っていたどんぶりの底にお湯が溜まる(ちょっとどころではない)。つるつるの喉越しがよい麺の表面を湯が覆ってしまい、肝心のスープが全く絡まない。つけ麺特有の太麺だからなおさらだ。麺とスープを別々に食べる悲しみを想像してほしい……。

「太麺・スープ甘辛酸っぱい」系のつけめんのハシリ?であるところの大勝軒。スープの味は悪くないのだが、ちょっとコクが足りないような気がした。スープ割を頼んだのだが(また店員さんが捕まらないんだ……)、酸味だけが残ってしまう感じであまりおいしくなかった。向いていないのかも知れない。
この系統に特徴的なところで、当然麺はたっぷりである。最近の同系統の店では「大盛り無料」なんて言っているが、「そんなしみったれた事言わず、ウチは最初からたくさんだ」という感じだ。なので、ボリュームだけは保証されているのだが、それだけに、麺どんぶりに残ったお湯の量がハンパでないことも理解していただけるだろう。

今回は気合いを入れて全部入りだったのだが、半熟玉子一玉と、かたゆで半玉が入っていた。かたゆでは基本装備で、半熟が追加のトッピングらしい。全部って、そういう意味だったのか……。チョットコレステロールの取りすぎだ、と思った。注意書きを書くなりなんなり、して欲しいものだ。

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投稿者 ogre : 2007年12月25日 23:48



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