10 14(日)
2007年秋期新番組(主にオタ)レビュー(そのに)
[ 二次元娯楽:映漫アニゲー]
さて、レビュー第二回。
それにしてもアニメ大杉!これでもまだ全部紹介しきれてないんだぜ……。うーん、早く撮るものを確定しないとなぁ。
●もっけ(公式サイト)
キャラデザ見たときに不安いち、OPを見て不安2。原作からキャラデザがちょっと変わっていて、なんか目の中に星が入っているような顔つきに。いまいちノリがわからないOPも謎だし……。
とにかくキャラクターの顔がよくないのか。お面をかぶったようにのっぺりしているように見えるし、表情の描き方が70年代アニメみたいなこともあってピンと来ない。というか、場所によって作画にブレがあって、原作にとても近くなることもあるのでとても落ち着かないのだ。
物怪(もっけ)そのものも、情緒的というより物的な印象が強くて雰囲気が出ない。唐突に子どもの歌声が入るのは宮崎アニメを意識しすぎ?(この印象は他の場面にもあったが)
オリジナルストーリーでがんばろうという意気込みは買うが、おばあちゃんが健在だったり大きく異なるところがある。気になるけど、このあと見続けるだけ気力が続くだろうか。脚本もちょっと強引な気がするし。ナレーションがそぐわない気がするのは、脚本もあるけど、声優のせいか?
●スケッチブック ~full color's~(公式サイト)
高校美術部の少年少女が主人公のほのぼの四コマのアニメ化。人付き合いが苦手な純情オクテ少女が物語の中心ということもあって、ゆったりとした空気の中で進むマンガであるだけに、その空気をどれだけ表現できるかがポイントだと思った。
「らき☆すた」でも使われた「四コマ風アニメ」という手法を、ある意味踏襲している作りだ。古くは「がんばれタブチくん」などにも遡るだろう。
絵柄が絵柄でもあるので作画崩壊とかは、まあ、ナイと思うので、あとはほのぼのだけで話が保つかー、というところだろう。
温かく見守る。
マッグガーデン (2003/05/10)
●レンタルマギカ(公式サイト)
どうも、これもラノベが原作らしいが当然のように未読。初っ端から立て続けにアクションとキャラクタを並べ立てて物語に引き込もうという展開はなかなか。CM入りするタイミングはなんだかとても不自然だけど(演出だとしたら大した物だが)。
大きな眼帯をつけたダメ少年社長には、当然、秘密があるのだけれど、その謎が解かれるのは、まあ、先なんだろう。助けてるんだか助けられてるんだかよくわからないのがさらに母性本能をくすぐったりするのだろうか(笑)。
それにしても、妹キャラ(巫女)、関西弁メガネツンデレ(魔女)、縦ロールの女王様(ライバル)、ゲストヒロインは委員長、と、とにかく各種取りそろえている(笑)。猫使いの優男で婦女子の皆様もカバーだ……。最近のラノベは、ホント、エグイよなぁ。
ちなみに、オカルト用語は実際のものを流用しているが、内容的には物語オリジナルだ。
角川書店 (2004/08/30)
売り上げランキング: 237
●みなみけ(公式サイト)
南家三姉妹の日常をたんたんと描くだけなので過度な期待はしてはいけない、と番組の最初に宣言されてしまうのでどうしようもない(笑)。元は四コママンガの筈なのだが、あまり四コマっぽい作りをしていないところが最近っぽくない。元が四コマのくせに無駄に動く(笑)。そのおかげか、原作とは違うキャラデザも気にならない。先に書いた「もっけ」とはえらい違いだが、本当にそう感じるのだから仕方がない。まあ、原作はものすごく細い線で白い絵を描くので、あれをあのままアニメ化は無理だろう……。
藤岡君が、原作にも増して可哀相だ(笑)
●げんしけん2(公式サイト)
……あれー?オギチンとか朽木とかっていつの間にレギュラーメンバに?これって2の第一回目だよね??と思ったら、TV版第一期のあとに発売されたOVA版(正確には「くじアン」DVDのオマケであったOVA版)の続きなんだそうな。見てネェよ、そんなの(笑)
イキナリ説明抜きでこの展開は初心者向けではないなぁ(笑)。大野サンがくじアン副会長のマネをするのはくじアン一期の冗談か。やっぱりわかりにくい(笑)。ストーリーの件も含めて、ターゲットをそこまで絞り込んでしまうのはどうかと思うのだが(原作ぐらい読んでおけ、ということか)。
今シーズンの物語は、笹原の元にコミフェスの合格通知が届くところから。単行本だと五巻ぐらい。次回か締切〜入稿で、その後が本番?その後にオギチンと笹×斑な話があって、その後の大団円に向かうのかしらね……。着地点は、合宿後あたりが落としどころ?
学術論文っぽいサブタイトルがなくなっちゃったのは残念だなぁ。
講談社 (2004/11/22)
●もやしもん(公式サイト)
イブニングの人気連載作品が満を持してアニメ化だ。実写BGにリアル3DCGの菌たちをあわせたOPが面白い。さすがだね(笑)。同じノイタミナ枠でも、たとえばハチクロの第二期のOPはひどかったからなぁ……。
キャラは原作準拠(ちょっと絵が違う瞬間があるけど……原画の人が複数?螢の顔が一番違う)。声については、さわきはもうちょっと田舎モン臭くてもいい感じがするし、螢はもうちょっとハイトーンじゃないと、後々の展開にあわないんじゃ……?というのは考えすぎか、どうか。
樹先生はブラックな部分が強調されていていいけど、もっとヨボヨボでもいいかなぁ(笑)。この辺は好みが分かれる感じ。遙先輩はいいアジ出してた。でもやっぱり、もっとフェティッシュ度が高くても……(←明らかに好みの問題です)
全般的にいい感じ。
このサイトでデスクトップマスコットが拾えるようなのだけれど、アニメ公式サイトからは直接リンクされていない。テレビ局ってのは、相変わらず(テレビ以外の)コンテンツの作り方がよくわかっていないらしい。
講談社 (2005/05/23)
投稿者 ogre : 2007年10月14日 23:38
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.the5thdimension.jp/cgi-bin/mt/mt-my-mod_12_track_back_ogre.cgi/1201
コメントする