Talking in the 5th-Dimension.

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新型iPodを買うならどれにしようかと本気で小一時間ほど考えてみた

[ 二半次元調之拘:Music, 林檎狂想曲:Mac]

最大級暴風雨之中蒙昧ヲ綴ル。

ではまずは今のモバイル状況を整理しよう。

・iPod(5G)……ドライブ、及び長期遠征時専用
・iPod nano(2GBlack)……日常使用
・iPod Shuffle(1G)……スポーツケースに入れてスキー時に使用
・iPod Shuffle(2G)……予備役
・PSP……ゲームの他に撮り溜めアニメ鑑賞用

普段（一部普段ではないけど）使っているモバイルグッズといえば、まあこんな感じだ（携帯電話は除く）。これに追加してiPodを買うとすれば、どれかの代替である必要がある。

では、今回発売のグッズを見ながら、確認してみよう。

新しい iPod shuffle
まずはiPod Shuffleの新型だ。とはいえ、カラバリが変更になった以外に違いはない。
容量が1Gから増えなかったのは、批判されている人も多いが、個人的には正しい判断だと思う。ディスプレイを持たず、「シャッフル」するだけの再生機に、100曲以上の曲を入れておいても仕方なかろう、というのがその理由だ。もともと選択（選曲）の余地がないので、過多に数を増やしても仕方ない。充電のたびに再シャッフルされることを考えればなおさらだろう。
もちろん、形状からして、USBメモリがわりに使うという選択肢もない。
現行のShuffleは、購入したものの（nanoの代替を狙った）、音質の悪さに腹が立って使っていない（愛用のヘッドフォンとの愛唱が悪すぎた）。となれば、今回の購入はないだろう。

iPod classic
最大容量が一気に倍になり、フルメタル化によるデザイン変更と、インタフェースが少々変わったのが今回の機種だ。
現在使用しているのは60GBのiPod(5G)。同じ5Gでも、最新（だった）80Gよりは一世代前だ。
これは長期外出（Mac抜きで）したり、ドライブをするときにはとても便利だ。ライブラリのほぼ全ての楽曲を放り込み、いつでも好きな曲を好きなように聴くことができる。特にドライブ中などは、突如として気分を変えたいことがあったりするので大変重宝する。
ビデオ再生機能も当然あるのだが、これはあまり使っていない、というのが正直な現状だ。理由を考えてみたのだが、やはり画面の大きさが中途半端だ、というのが最大の問題だ。HDDと大容量バッテリで重さが結構あるが、スタイルからして片手でホールドすることになり、10分ほどのビデオキャストを見るにはいいが、30分、１時間という単位ではちとつらい。今では、ビデオの消化はもっぱらPSPの役割となっている。広くて美麗な液晶画面を両手でホールドして見れる、というのは重要な要素だ。
nanoが外せない以上、日常の音楽携帯用としては大きすぎ、役割を喪失してしまっている。そのような状況下で、大容量160GBは当然必要としない。60Gだって半分は余っているのだ……。というか、160GBもいったい何を埋めるつもりなのだろうか？

iPod nano (3rd generation)
さて、悩ましいのがこれだ。
各方面から非難を浴びているデザインだが、個人的にはそれほど悪いとは思っていない。問題はビデオ機能だ。
これだけ軽ければ片手でホールドしてもいいだろう。しかし、当然ながら、画面は圧倒的に小さい。果たして鑑賞に耐えうるのかどうか？こればかりは試してみないことには何とも言えない。しかし、電車の中でアニメを見るのに十分であるならば、現行nanoとPSPを一気に統合できる可能性がある（PSPは結構重い）。
容量が8GBと変わらないのが悩ましい。現在、iPod nanoには5GBチョイ程度の音楽を詰めている。6Gとして、残り2G。PSPに刺さっているメモリースティックは4GBで、気合いを入れてまとめエンコすると、一瞬一杯になるときがある。iTunesのシンクロ機能を有効に使えば運用で回せるだろうか……。
課題は多いが、買っても良いかな？という気になっている。
まあ、とりあえずひとつ買うならこれかな。

iPod touch
問題は、これだ。
PSP並の動画性能がある、と仮定すれば、nanoとの統合目的には一番マッチする。16GBあれば動画の容量も余裕だろう。
Wi-fiについては、正直、日本の首都圏でとれだけ使い物になるかは微妙だ。いずれにせよ、ホットスポット系のサービスに加入しなければ意味はないだろう。アメリカではスタバとの提携が発表されたが、日本で同様の動きがあれば考えてもいいかもしれない（スタバはよく利用するので）。
せっかくキーボードの機能があるのに、PDAアプリが削られているらしいのが残念だ。iPhoneと同じ形式だろうから、自分でアプリケーションを組み込むのは不可能、となれば、メールにせよスケジューラにせよWebのサービスを使わざるを得ない。これはちょっとキツイ。ネットしてないと予定表が見れない、というのは受け入れられない話だ。せっかくの多言語対応キーボードも、宝の持ち腐れというものだろう。
いや、まあ、しかし、正直に言ってしまおう。なんだかんだいって、やっぱり触ってみたいのだ。CoverFlowを指で弾き、ビデオを再生しながらくるくる回してみたいのだ。そしてそれを自慢したいのだ（羨望は受けられないかもしれないが）。
しかし、決して安くはないその値段。iPhoneと同じ値段というのは信じがたい（もちろん、電話は通信料金から回収するから安くなるのだ）。だが。しかし。どうしよう。

投稿者 ogre : 2007年9月 7日 01:03