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2007
08 10(金)

宮古島でダイビング三昧2007(3日目(8/9)・その2)

[ 旅行記:Travel]

宮古島に何があるのかよくわからないまま、ホテルのフロントにあったパンフレット(kれは市内のいたる所で見ることになるのだが)を片手に、やはりパンフレットにあったレンタカー屋に電話して軽を一台予約した。送迎してもらって、事務所まで行く。
オキナワレンタカーという、地元の小さなレンタカー屋さん。保険の説明をしたり、傷のチェックをするときに、「大手さんはこんなことまで説明しませんから」「大手はこんな傷でもお金を取りますから」とイチイチコンプレックスをむき出しにしていたのが面白かった(笑)。


まずは島の北にある「雪塩製塩所」へ向かってみた。宮古島や沖縄のおみやげ物として定番の、パウダー状の塩を作っているところだ。
途中、ブログでコメントがついていた「知利真良豊見親の墓」というところに寄ってみた。周りに何があるでもなく、道ばたに史跡があるだけ。路駐スペースがあるので、適当に駐めて見に行くしかない。
知利真良豊見親の墓知利真良豊見親の墓

あまり大きいものではなく、見て「ふーん」でおしまい。まあ、興味がないとダメだよね、こういうのは(笑)。


再度車に乗り込み、信号の少ない道をトコトコ走らせると、30分ぐらいで島の北端にたどり着く。即売所に入ると、店の人が取水ポイントや煮詰める釜を見せてくれる。肝心の製塩する場所そのものは、「あまりに熱いので危険でお見せできない」んだそうな。分類としては塩田方式になるのだが、伝統的な製法とは違う特殊な製法。おみやげにいくつか購入した。
雪塩ソフト
あと、「雪塩ソフト」。ソフトクリームに塩が混ぜ込まれていて、ほんのりと塩味がする。美味。「お好みで雪塩を振りかけてください」というのでかけてみると、これが以外にマッチする。ぱらぱらとかけながら食べてしまったが、考えてみれば、糖分に塩分を過剰摂取することになって、非常によろしくないのではないだろうか……。汗をかいた後にはよさそうだが。


おなかがすいたので町に戻ってそばでも食おう、という感じになった。市役所周辺まで戻ってみたが、なにしろサクサク走れてしまうので距離感が狂う。いつの間にかポイントを行き過ぎてしまったりするので注意が必要だ。ターゲットのそば屋は駐車場が一杯だったので、ちょっと足を伸ばして別の店に行ってみた。
宮古そば
「古謝そば屋」でそばセット750円。値段が値段なので軽めのそばだろう、と思っていたらフルサイズで出てきた。観光地値段でないところに好感。おなかいっぱい。


おなかがくちたら空港を迂回して南へ向かおう。
空港からも看板が出ている一押しの施設、それが、
ドイツ村
宮古島ドイツ文化村(四つ目ぇ????!?!?!?)(←これが書きたかっただけ)
それなりに面白そうだったら行ってみようかなぁ、と思っていたんだけど、
ドイツ村駐車場
この日の客は車4台分(笑)
隣にホテルが併設されているから実はもっといるかもしれないが……まあ、なさそうだ。


というわけで、ドイツ村に別れを告げて次の見学ポイント、多良川酒造さん。
泡盛の製造工程を、これまた受付の奥にいる人が出てきて案内してくれる。
泡盛工場
醪の製造工程から仕込み、蒸留までは数日の仕事。あとはタンクに詰めてひたすら熟成させる。
原料のお米は、インディカ米をタイから輸入して使っているんだとか。じゃあ昔はどうしていたの?と質問してもイマイチ要領を得ない。でも歴史は400年あるんだとか。熟成中は温度に注意して、上がりそうになったら冷やすのは日本酒と一緒。今は冷水の通った管で冷やす。じゃあ昔はどうしていたの?と質問してもイマイチ……。おねぇさん、もうちょっと勉強しておいた方がいいなぁ(笑)
併設のショップで少し買い物。ちなみに、こちらでは一升瓶やカメでお酒を購入し、メッセージを添えて洞窟で熟成させておくことができるそうだ。何かの記念にどうぞ。
マンゴー泡盛づけ
これは「試験的に」漬けているというマンゴー。カットだけ入れて、氷砂糖と一緒にぶち込んである。そのまま食べてもおいしそうだが。
車だと試飲ができないのが残念。とはいえ、車でしか行きようがないんだ。どうしたらいいんだ(タクシーチャーターか)。


次の見学地は宮古地下ダム資料館。まあ、比較的近くにあった、というだけだけれど……。
「地下ダム」というから、なんかこう、プロジェクトX的なものを想像していたのだけれど、石灰岩地層に壁を打ち込んで地層に水を溜めるのだそうだ。それ自体はいいのだけれど、公共事業の垂れ流しとしか言いようがない資料館、この日の客は自分一人(笑)。まあ、借りたトイレ代かな……。
超貸し切り状態
ちなみに作ったのは「緑資源公団」だ。どっかで聞いたような……


レンタカーの時間が迫ってきたので帰ることに。地図も見ずに行き当たりばったりで、のんびり車を走らせた。サトウキビ畑に人影は薄く、夏雲が足早に通り過ぎる青空からは時折のスコール。
ダイビング三昧、という当初の予定とは違ってきたが、まあ、いいか。

投稿者 ogre : 2007年8月10日 21:38



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