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06 23(土)
九段斑鳩(九段):塩本鰹らーめん
[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]
平日の昼下がり、外出先で何を食べようか迷っていたところにひらめいた。
そうだ、斑鳩へ行こう。
GWに100人行列をみて挫折した九段斑鳩だったが、平日の昼過ぎともなると、さすがに5人ぐらいの行列で済んだ。並んでいる場合は、並んでいる間に店員が呼んでくれるので、その時に食券を買いにいく。あわてなくてもゆっくり選ぶことができる。
メインのメニューは、普通のらーめん、塩本鰹、油そばの3種類。ほかにも特定曜日にしか出ないメニューなどがあるようだ。今回は塩本鰹らーめんをチョイスした。
つるつるの中麺は、能書きによればデュラムセモリナ粉を混ぜて使っているそうだ。アル・デンテになっているわけではないだろうが……。
写真は煮玉子入り。具はそのほかに、メンマ、ねぎ、揚げねぎ、チャーシュー。珍しいところでは麦をゆでたようなのが入っている。
スープは動物系と魚介のブレンド。塩本鰹では、魚介スープに本鰹のダシがたっぷり出ている。香りがひときわ際立ち、食欲をそそる。
やや濁っているがすっきりとした味だ。豚骨と鳥だと思うが、動物系はそれほど主張することなく、あくまで魚介系が主役な感じ。やはり鰹の風味は鮮烈だ。飽きが来ない。揚げねぎが香ばしく、アクセントとしてよく効いている。うまみが深く、魚介系スープにありがちな薄っぺらい感じはない。あっさりしていているのにコクがある、というのはこういうことなのか!と開眼させられる気分だ。
自分は十分だと思うのだが、もっとパンチを効かせたい場合は卓上にコショウがある。まあ、なくていいだろう。
最後にスープを飲んでいると、スープを吸った麦粒が沈んでいた。麺と一緒に食べても、麦の香りが意外な感じだったが、こうしてオマケになっているのもよかった。
どんぶりが小さめなので、ちょっと少ないと思う人も多いかもしれない。一見たっぷり入っているので貧乏くささはない。立地と内容から考えると意外に低価格なので、しっかり食べたい人は大盛りをお勧めする。
非の打ち所はあまりないのだが、しかし、全メニュー一通り食べるには何回通わなければならない=行列に並ばなければならないのだろうか。普段の週末の混雑具合もリサーチする必要があるようだ。
Technorati Tags: ラーメン
投稿者 ogre : 2007年6月23日 03:03
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