Talking in the 5th-Dimension.:旨麺こむぎや（両国）：ネギ味噌ラーメン

2007
04 24（火）

旨麺こむぎや（両国）：ネギ味噌ラーメン

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

場所的には、まあ、両国になるのだが、駅からは１０分ぐらい歩くと思う。蔵前橋通り沿いにあり、アクセスには大江戸線の駅の方が近い。まあ、わざわざ来るなら、だが。場所柄、近所のサラリーマンや運転手の人が多いようだ。ドコに車を止めているかは謎だ。

このあたりにはじゃんがららぁめんの何代目かがいたはずなのだが、この日は見つけられなかった。もしかするとなくなってしまったのかもしれない（あとで調べたら、十五代目がいて、亀戸の方に移転したそうだ）。

「小錦（だったか曙だったか）も食べた」というネギ味噌ラーメンを食した。みての通り、山盛りの辛ネギが盛られていて、スープは味噌。５種類の味噌をブレンドしたこだわりの味噌ラーメンだそうだ。そして、スープベースはトンコツ。
しかし、これだけしっかりとした味噌味では、ベースに何のスープが使われているかはもう分からない。実のところ、味噌は強すぎる調味料だ。贅を尽くした材料を使ってダシをとっても、味噌自体が持つ旨味に勝つのは至難の業だ。しかも相手が吟味したブレンド味噌、なんていったら、味わい自体が分かるレベルではない。ただし、トンコツのコッテリさだけは残っているので、味噌と相まってかなり重いスープになっているのは事実だ。
そして、その自慢のブレンド味噌は、なんとも深みのある味噌ラーメンを形成している。味噌ラーメンとしてはかなりグレードが高い。それでいてこのボリュームであり、トンコツが胃にドスンと落ち着けるのだから、うむ、味にこだわったガテン系ラーメンとでも呼ぼうか。