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11 15（水）
キノの旅X(10)：時雨沢恵一
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うーんと、どうなんですかね、「子供時代のキノたん萌えー！」とか言っておけばいいんですかね。なんかあざとくないですかね、あのイラスト(笑)。キノ本人がインタビューに答えたことが本当だったとして、師匠と暮らすようになるのは１２歳以降の話ですからね。それにしてはリボンにエプロンドレスって…。師匠がそんなの着せてたっていうのも考えにくいし、ねぇ。
はっ！こんなことを書いているのは完全に術中にはまっているということ！？いかんですな。それでは、話の内容です。
口絵などについているショートショート数編と短編が６本、あとはめずらしいかな？ページの半分以上が一本の中編です。あとは恒例の「あとがき」(笑)。まあこれは想定の範囲内？
短編は若い師匠話が一つ、シズ・陸・ティーの話が一つ。後者はティー（と陸）が話のメインで、以前の話を知らないと分からない内容。実の所、自分も記憶があいまいですな…。まあ、準レギュラー定着というところで。「Short,short,stories」さんは「シズがあわれ」って仰ってましたが（笑）
中編の「歌姫のいる国」は、キノのアクション（銃撃）シーン満載。こんなに売ってるのは「フルート」を入手した廃墟の街と、シズやティーが出てきた塔の街でのバトル以来でしょうか。なんの葛藤も躊躇も見せずに少年少女に弾丸をたたき込みながらも、最後にはうまいことまとめてみせるキノのしたたかさにも脱帽、ニヤリとします。
「学園キノ」で揺さぶられた脳味噌をリセットするには、なかなか直球で楽しめました。
そういえば、「えせれびゅ」さんも心配されていたんですが、劇場版って「シャナ」と「いぬかみ」と同時上映なんですよね…。あああ、不安だ（１人で見に行く勇気があるかどうかも不安だ）。
投稿者 ogre : 2006年11月15日 00:34
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