« 11月12日の日記。クリスマスよりもとりあえず肉だ。|メイン|11月13日の日記。のだめブームに便乗している(自分が)。 »

2006
11 13(月)

麺者 服部(水道橋):盛り合わせラーメン

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

麺者 服部
水道橋から白山通りを神保町へ向かって歩き、途中、研数学館の裏手に入ったところにあるお店。この付近は学生街のせいかラーメン屋が多い…けど、僕らが学生の頃は一杯800円とか1000円するようなラーメンをポイポイ食ったりできなかったよなぁ。最近の学生が金持ちなのか、そもそも学生ターゲットではないのか(でも大盛り無料ってあたりが若者相手。おじさんはもう大盛りなんて食べれません)。

土曜日の昼下がりに行ったのだけれど、カウンターだけ・15名ほどの店内は満席。作りに余裕があって混んでいる雰囲気がしないのが罠。食券を購入し、席について、オーダーが通ってからラーメンが出てくるのに10分かかるというのはそれだけで大減点だと思うのですよ、自分は…。10分あったら食べ終わって出てきてもおかしくない時間ですよ?厨房を見ていましたが明らかに手際が悪い。たまたま新しい店員かバイトだったのかもしれませんが、湯切りの手元なども落ち着いてない感じでした。

盛り合わせラーメン
で、こちらが「盛り合わせラーメン」、一般的には「全部入り」と言われるタイプ。「じゅーしー麺」というタイプ(香味ダレが違う?)やつけ麺もあるのですが、今回はオードソックスな方。メンマ、チャーシュー、海苔、煮卵がトッピングされている。
スープはかつお節の香りがする醤油ダレ・魚だしタイプ。「粉が振られている」という紹介サイトも多かったけど、匂い以外では粉っぽさなどは感じられなかった。ややトロリとしており、動物系のスープとブレンドされている模様。しかし、残念なことに、ぬるい。出てくるまでに時間がかかる話はしたが、その際、スープを作ってから麺が投入されるまでの時間がエラく長くなっているのだ。元々のスープの温度は分からないけど、そこで冷めてしまっている分も相当あるに違いない。
麺はやや太めの中麺。モチモチとした食感を楽しむところだと思うのだが、モチモチというよりふにゃふにゃ。これも明らかに茹ですぎだ。これも厨房の不慣れ(?)によるものだろうか?とはいえ、それが言いわけになる筈もない。
カタロースのチャーシューは、ちょっと血合いが入ったような感じでボソボソとして生臭い感じ。好みの問題かもしれないが脂っ気がなくてあまり好きではなかった。

総じて、全体的にイマイチ感が強く漂う出来となっている。特にこの周辺は先日レビューした「尾道ラーメン麺一筋」のような、尾道魚介系で売っているお店が多そうだ。魚介系という点ではかぶってくる。この水準が今後も続くようだとちょっとマズいのではないだろうか。

Technorati Tags:

投稿者 ogre : 2006年11月13日 13:40



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.the5thdimension.jp/cgi-bin/mt/mt-my-mod_12_track_back_ogre.cgi/736

コメントする