Talking in the 5th-Dimension.

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元祖札幌や（永山）：みそらーめん

[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]

小田急永山駅のすぐ近くにあるお店。チェーン店らしい。入り口に「みそらーめん」についての能書きが書かれた登りがあり、それを試してみることにした。

具はチャーシューと半玉、わかめ。量は普通でこれで５００円は安めな方だろう。スープはにおいのしないあっさりトンコツのスープに白味噌をあわせてある。味はしっかりついているがヌルい。味噌をどんぶりで攪拌しているせいもあるのかもしれない。麺がスープがドンブリに注がれてから麺が投入されるまでにかなりの時間があったように見える。もうちょっと熱く食べたかった。能書きによれば「トンコツをベースに昆布、男爵いも、玉葱を加えたダシ」ということになっているが、あまり重層的な風味は感じなかった。味噌が入ってしまうと他の味が霞んでしまう（＝味噌が旨すぎる調味料だから）というのは「ラーメン発見伝」あたりに描いてあったように思うがまさにそうなのかも。ジャガイモが入っているならもうちょっとポタージュっぽくなってもおかしくない気がするのだが、そうでもなかった。
麺はちょっといただけない。出来合いの、それも安い方の麺ではないかと感じられる、学食で出てくるような麺が、茹ですぎ。しかも湯切りが足りない。べろーんとした感じでスープにまったくマッチしない。いかにも大量生産という雰囲気がして大変よろしくない。「まあ、500円だしね…」と思ってしまう時点で残念ながらいい点を付けるわけにはいかなくなってしまうのだ。スープの工夫は悪くないと思うだけに（この工夫は応用できるかもしれないな…）。

あと、食後に舌にクドい味が残った。これは化学調味料かもしれない。断言はできないが。

Technorati Tags: ラーメン

投稿者 ogre : 2006年9月 3日 15:50