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2006
04 07(金)

さむらい(玉川酒造)

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

さむらい
湯沢で買ってきた日本酒を試してみました。

日本酒というのは元来醸造酒としてはアルコール度数が高い方だと言われています。まあ、ビールが5%とか、ワインが12%とかと考えると、16%前後ある一般的な日本酒は確かにアルコール度が高いと言えましょう。
それにしても46度というのはすさまじい。ほとんどウォッカです。焼酎です。(まあウォッカも焼酎も蒸留酒ですが。)まさか醸造アルコールをドボドボ入れて度数を上げている訳ではないと思いますが…。(というか、そう思いたい。分類としては「清酒」ですから、醸造アルコールタップリには違いないのでしょうが。)
なので、飲み方の普通のお酒のようにはいきません。日本酒独特の香りよりもアルコール臭がツーン!ときますので、オンザロックにするとか、水割りにするとかした方がいいでしょう。個人的にはオンザロックが好みですが。(味の強さは日本酒並みなので、割るとちょっとぼやけるような。)

味としては意外に甘口。もちろん度数が度数なので口に入れた瞬間の衝撃はありますが、味わってみると案外日本酒の香りが残った甘口です。ソフト、と言ってもいいのではないのでしょうか。

これだけのアルコール度数なら、それこそウォッカと同じで冷凍庫でも凍らないでしょうから、キンキンに冷やしていただく、という方法もあるかも知れません。(今回はミニボトルで買ってきたのでいろいろ試せないんですが。)もちろん、カクテルのベースにしてもいいかも。…コイツでカミカゼとか作ったら、倒れるかもしれないな。あ、そもそもサムライってカクテルありましたよね。たしかライムジュースとレモンジュースで。…どうなるんだろう??

日本酒として上級の美味しさがあるわけでは決してないのですが、ま、話の種に呑んでみるのもよいかもしれません。

とまあいろいろ思っていたら玉川酒造の公式HPを見つけました。「さむらい」の作り方も載っていたのですが…「酒税法の限界ギリギリまで醸造アルコールを加える」のが正解!?
つまりこのアルコールのほとんどは添加された醸造アルコール!?ぅつわー、きっつい筈だー。
普通の清酒の場合、アルコールを添加した後水で割るなどしてアルコール度数を普通の度数に戻す(悪い言い方をすれば「水増しする」)のですが、それをしていない、と。だから日本酒の味は残したまま強烈なアルコール度数を達成することができるわけです。つかそりゃできるわな。その善し悪しについては語りませんが…なんか感心して損したヨ…。

投稿者 ogre : 2006年4月 7日 21:39



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