12 06(火)
北海道ラーメン(錦糸町):味噌オロチョンラーメン
[ 麺丼之中是大宇宙:ラーメン]
北海道ラーメン、と看板で謳うだけあってなかなかの充実ぶりであります。
なにが充実って、函館の塩ラーメン、札幌の味噌ラーメン、旭川のしょうゆラーメン、そのほかオロチョンやらキムチラーメンやら北海道のあらゆるご当地ラーメンが一店で楽しめるってワケです!
・・・それがよいのか悪いのかはかなり異論があるところと思いますが。
さすがに別々のスープを用意している、なんて事はしていないでしょうからマアそれなりのベースを作って、後はたれの違い、というところでしょうか。入ってからそのことに気がつきましたので、心の中でため息をつきつつ、「お勧め!」と書いてあるオロチョンラーメンを頼みました。
味噌オロチョンラーメンというのは、ご当地名が入っていないので具体的にどこのラーメンかは存じ上げませんが、つまりは唐辛子を足した味噌味のラーメンです。味噌ラーメンというもの自体、トンコツや醤油のラーメンになれた口には異質に感じてしまう、なんというかこう、評価のしにくいものでありますが、それをピリ辛にした感じ、というところです。
味のほうは、味噌はあまりくどくなく、ベーシックな感じの味噌ラーメンといえましょう。ダシの効きが悪いのは、味噌ラーメンの味の濃さのせいか、もともとのスープのせいか。(まあ、味噌ラーメンではダシやうまみの深さはわかりにくくなってしまうものだと思いますが。)それでも標準以上の味は確保していると思いました。唐辛子が利いているせいかな。この系統の味は嫌いじゃありません。
北海道から仕入れているという縮れ麺は思ったよりシコシコしておいしい。(でもこれ、どのラーメンでも共通なんですかね、やっぱり。)具材も一杯ずつちゃんと炒めて作っているようで、これは好感が持てます。(ただし、麺をのばしてしまう危険性と隣りあわせではあります。)
そんなわけで、まあ、及第点を差し上げてもいいかなぁと思ったのですが、もっとベーシックな塩ラーメンやら醤油ラーメンを食べたときに同じ感想を持つことができるか、それが心配なお店ではあります。
投稿者 ogre : 2005年12月 6日 00:12
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.the5thdimension.jp/cgi-bin/mt/mt-my-mod_12_track_back_ogre.cgi/343
コメントする