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2005
11 19(土)

ウィルスとわたくし

[ 五次元的思考之蒙昧:Diary]

口唇ヘルペスという病気をご存知でしょうか。

ヘルペスというと性病のイメージがあってあまり感じがよくないのかも知れませんが、専門のサイトがあるくらい一般的な病気で、特に口唇ヘルペスは20〜30代の人でも約半数がウィルスキャリアであると言われています。たいていの人が幼児期に感染し、免疫を持っているので、発症してもそんなに大きな症状はあらわれません。(逆に大人になってからの初感染は症状がひどくなるそうです。)
普段は三叉神経(耳から頬、口周辺に繋がる神経)に隠れている単純ヘルペスウィルスが、体力の低下(免疫力の低下)、寒さ(冷え)などによって増殖し、口唇(くちびる)の周囲に水疱を発生させたり、口内炎を発生させたりする症状が出ます。それがピリピリ痛んだり、しみたりするので結構やっかいです。
また、相手がウイルスなので通常の市販薬(口内炎用のステロイド剤など)は効きません。(お医者様の話では、逆にひどくなってしまうこともあるとか。)対処としては、塗り薬や飲み薬の抗ウィルス剤をお医者様で処方してもらうくらいです。

自分もこの季節になると唇が乾いたり冷えたり疲れたりと原因が重なるせいか、口唇に水疱ができることが多くなります。たいていの場合、事前にピリピリといやな感じが先行するので、できればそのときに医者に駆け込んで内服薬を飲んでおきたいところ。でもなかなかそうもいかず、今回も気がついたときには大きな水疱がタップリできてしまいました。
前回の発症時にもらった塗り薬があったので、ただちに絨毯爆撃による殲滅戦を開始。古い薬で大丈夫か、などの不安を余所に、水疱の発生から3日で全水疱を殲滅するという多大なる戦果を上げて完治に向かっています。いやー、外と言わず内といわず薬を塗り続けた甲斐がありました。電車内で化粧する女子の気持ちが少しは分かって気がします。(<わかるな。)

これからの季節、体力の低下や年末の疲れなどで多くの方々が発症することがあるでしょうが、ぜひ上記のページなどを参照し、早めに通院して治療されることをオススメいたします。

投稿者 ogre : 2005年11月19日 13:07



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