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2008
01 06(日)

スキーブーツの調整

[ 白銀世界:Ski]

この年始のスキーで、年末に購入したスキーブーツを実戦投入したわけだけれども、やはり数カ所、どうしても気になるところが出てきた。
特に、小指をサイドから圧迫される(小指が薬指の下に潜り込んでしまう)のと、親指の先が斜め上方向から圧迫されて爪が割れそうに痛くなるのが大問題。
いずれも、ちゃんと膝が入って前傾しているときはいいのだけれど、歩いたり、急ブレーキをかけたりするとよくない。コントロールを失ったときに猛烈に痛むのがちょっとマズい。

というわけで、3万円の安物ではあるけれど、一年間は調整無料、ということだったのでビクトリア本店の工房へ持ち込んだ。

早速インナーだけ外して履いた状態を見てもらったところ、「ちょっとサイズが小さいのではないか」という指摘。それだけではなく、つま先の調整は(特にシェルを変形させるとなると)難しく、場合によってはビンディングとの合いが悪くなるなどの弊害があるという。
んー、そんなことは聞いてないな……。
それにサイズのハナシは、買うときに店員さんと相談して、「でも全体のサイズがあっているので、当たりそうなところはなおせばいい」と言われたって次第だ。
そう言うと、「店員はそう言ったかも知れないけれど、やはり最後はお客さんの判断が……」とベテラン技師の人。

さすがにちょっとカチンときた。
そりゃまあ、コッチは遊びでスキーをやるぐらいで、道具とかにも特にこだわりはないし、みての通りの安いブーツだわ。でも、だからこそお宅の店員を信頼して相談したのに、「でも買ったのはアンタでしょ」的な言い方は、ないわなぁ。そりゃ正論なんだけどさ。
「これじゃあもう、ビクトリアさんでは買い物できませんね」という言葉をすんでで飲み込み、かわりに「じゃあ結局、買い直した方が早いって結論でいいですか?」と、言ってみた。軽く逆ギレだ(笑)

さすがに気がついてくれたらしく、「ブーツに負担をかけない方向でできるだけ調整してみましょう」ということになった。しかも「次の週末は連休なので、突然スキーに行きたくなると困るから」ということで金曜日までに上げてくれるそうだ(予定はない、と言ったのだけれど)。

ま、見た目、バリバリスキーやってますって感じじゃないだろうし、どうにも店員の言われるままに買ったらしい。それに道具(ブーツ)だって安物だ、と。それをイチイチ本気になっていられない、という工房サイドの考えもわかるけど、ちゃんと店員と相談した結果にそう言われたら、素人はそのお店で買い物はできない、ということになってしまう。

今回は無理を押し通して聞いてもらった形になったが、それはそれで気持ちが悪い。もちろん、最終的にリクエストを受けてくれた技術員の方には感謝。

それにしても、モノは売るときより売った後の方が大事なのだなあ、と我が身をもって考えてしまったのだ。

投稿者 ogre : 2008年1月 6日 23:34



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