03 04(日)
ASTROMANTIC:m-flo
[ 二半次元調之拘:Music]
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エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ (2004/05/26)
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ヘビーローテーションシリーズ第2弾。ちょっと前のアルバムを紹介する。
このアルバム、というより、この中の一曲ある「Cosmic Night Run」が楽しくてオススメ。m-flo loves 野宮麻貴 & Crazy Ken Band という、なんともぜいたくな組み合わせ(まあ、このアルバムはみんな贅沢なんだけど)。マキさんは、ピチカート時代にもデュエットがけっこうあったし、「東京の合唱」なんてはYOU THE ROCKと競演してたりするので、この曲はそのあたりにインスパイアされたのかもしれない。剣さんの「イーネッ!」もたくさん聞ける。マキさんのフレンチポップ・ヴォイスに剣さんが七色の声色で唱和し、VERBALのラップがラテンのビートを刻む。
もちろん、これ以外の曲もすばらしいものばかりだ。リサ脱退後のゲストヴォーカルシステムを採用している。女性ヴォーカルだけではなく男性ヴォーカルもいて、男女デュエット+VERVALというスタイルも少なくない(上に挙げた曲だけではないのだ)。
ゲストの方向性も様々で、ここまでいろんな要素を入れ込むとうるさったくなってしまったり、中に数曲はうーん、という感じの曲があるものだが、全体的に均整がとれたアルバムになっていると思う。m-floという背骨が、ちゃんと一本通っているような感じ。m-floは21世紀のピチカートたらんとしているのであろうか。
いろんなリズム感の曲が取り混ざっているのでバランスもいい。聴いていて疲れず、飽きが来ない。アルバムとしての完成度が高いのだと思う。が……ひとつ欠点がある。
このアルバム、ちょっと前(2004年)のリリースなのだが、例の悪名高き"CCCD"で発売されているのだ。Macをはじめ、一部のドライバではスコンとマウントしてリップしてしまえるが、Windows環境では、例の、AVEX特製「アンインストールもできない」謎プレイヤーが有無を言わせずついてくるので注意が必要だ。iTunesStoreで購入すればそんな面倒もない、のだが、なぜかDragonAshの参加曲が削られている。きっと所属会社とかの問題による「大人の理由」なんだろうけど、こういうリスナーを蔑ろにする態度は、いけないよね。
投稿者 ogre : 2007年3月 4日 00:54
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